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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

江戸名所図会を歩く

 名所図会も品川区から大田区と南に下ってくるとだんだん目的地の距離が離れてくるようになりました。今回は品川区の戸越銀座商店街近くにある行慶寺と戸越八幡からはじまり、東急大井町線に乗って大田区の寺社へと向かいます。ここ何度かJR大森駅近辺を歩いていますが、NHK朝ドラの主人公、「村岡花子が暮らしたまち」というのぼりが立っているのを初めて見ました。

【取材】歩いた人(文・写真):広報部会・中村貞子


その16 [八幡山行慶寺から長栄山本門寺]

   挿絵:長谷川雪旦  ▲本門寺(部分)身延紀行


より大きな地図で 「江戸名所図会を歩く」 16【八幡山行慶寺から長栄山本門寺】 を表示
所要時間: 都営地下鉄浅草線戸越駅―9分―行慶寺/戸越八幡神社―10分―東急大井町線戸越公園駅(11分)東急大井町線大井町駅(乗り換え)JR京浜東北線大森駅―10分―醫福山桃雲寺(薬師堂)―10分―JR大森駅(4分)JR蒲田駅―12分―女塚神社―10分―福田山蓮花寺―23分―長栄山本門寺 全行程4時間ほど
戸越銀座から行慶寺へ。浄土宗なので、若き日の法然像がお庭にあった。ご本尊は拝めなかった。 行慶寺から戸越八幡に行く途中にあったとろけたような庚申塔。青面金剛の両脇には雌雄の鶏が。
戸越八幡の狛犬。台石には人名がずらりと刻まれている。 それは・・・・ということです。(写真選択→拡大)
拝殿の中には・・・だそうです。どれどれ。(写真選択→拡大) 拝殿へ。なるほど、大きい絵馬が並べられている。
確かに状態は良いようだ。ほんとはもっと近くで見たいね。(写真選択→拡大) 大森に戻り、JRで蒲田へ。女塚神社。小さな円墳はどれか、わからず。
女塚古墳の由緒もいろいろ。(写真選択→拡大) 女塚神社から徒歩10分ほどで蓮花寺。門は固く閉じられている。もちろん、俗に火除け観音と呼ばれる本尊十一面観音像は非公開。
さらに20分ほど歩いて池上本門寺へ。有名な石段は加藤清正の寄進。ここを初めて訪れたのは、テレビで鬼平犯科帳「本門寺暮雪」を見て興味を引かれたからであった。(写真選択→拡大) 
本門寺仁王門
戦災を免れた経蔵。元は輪蔵が収められていた。今は自動車の安全祈願の祈祷をしているようだ。 経蔵内部。
宗祖大士荼毘處の碑の背後に建つ多宝塔。平成22年の修理で鮮やかに蘇った。(写真選択→拡大)
多宝塔の後ろにある階段を上ると、紀伊徳川家の墓所がある。 五重塔も戦災を免れた。

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