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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

江戸名所図会を歩く

 今回は新宿区の四谷辺りを巡ります。江戸時代には四谷御門から四谷大木戸に向かう甲州道中(甲州街道)沿いの地域でした。歩いたのは梅雨入りが間近になった6月上旬でした。

【取材】歩いた人(文・写真):広報部会・菊池真一


その33 [四谷から四谷大木戸]

   挿絵:長谷川雪旦  ▲四谷大木戸

所要時間: 歩く時間と見学時間を入れて全行程2時間ほど。
JR中央線四ツ谷駅-1分-四谷御門跡(四谷)-12分-金鶏山真成院(潮干観世音菩薩)-3分-妙典山戒行寺-3分-須賀神社(牛頭天王社)-5分-高見山日宗寺(鬼子母神)-3分-女夫坂(忍原)-12分-笹寺(篠寺)-5分-四谷大木戸跡碑(四谷大木戸)-5分-東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅
(括弧内は江戸名所図会の項目名)
四ツ谷駅前には四谷御門跡の石垣が残されている。 真成(しんじょう)院のある観音坂はかなりの急坂。
マンションのような真成院。「潮干観世音」ののぼりがはためいている。 3階の観音堂にある本尊の「潮干十一面観世音菩薩」。
戒行寺では町内会の方々が須賀神社祭礼の準備をしていた。 本堂の前にある長谷川平蔵の供養碑。
供養碑の説明板。(写真選択→拡大) ちょうど祭礼が行われていた須賀神社。
風格のある社殿。 社殿には「三十六歌仙絵」が掲げられている。
「三十六歌仙絵」の説明板。(写真選択→拡大) 日蓮上人の銅像が建つ日宗院。
新宿通りに向かい下って上がる女夫(めおと)坂。江戸時代、この通りは忍原(おしはら)横丁と呼ばれていた。 笹寺の本堂は唐破風(からはふ)屋根のある堂々とした造り。
「めのう観音像」の説明板。(写真選択→拡大) 「四谷勧進角力(かんじんずもう)始祖」の大きな石碑。
慶大医学部の実験動物を供養した珍しい「蟇(ひき)塚」。 塚の脇にはかわいらしいヒキガエルの親子が!
四谷大木戸のあった四谷4丁目交差点。 ひっそりと立つ「四谷大木戸跡」の石碑。

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