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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

江戸名所図会を歩く

 今回は新宿区と中野区の境を流れる神田川周辺を巡ります。歩いたのはあちこちから梅便りが届く2月下旬でした。

【取材】歩いた人(文・写真):広報部会・菊池真一


その37 [医光山円照寺から明王山宝仙寺]

   挿絵:長谷川雪旦  ▲淀橋水車

所要時間: 歩く時間と見学時間を入れて全行程3時間ほど。
JR中央線東中野駅-10分-医光山円照寺-4分-鎧(よろい)神社-12分-「神田川」歌碑-8分-淀橋-14分-熊野神社-7分-柳橋跡-6分-長者橋-3分-多宝山成願(じょうがん)寺-12分-明王(みょうおう)山宝仙寺-7分-宝仙寺三重塔記念碑-4分-東京メトロ丸ノ内線中野坂上駅
円照寺本堂前に植えられている「右衛門(えもん)桜」。現在は3代目。 日本武尊(やまとたけるのみこと)・平将門の伝説がある鎧神社。
境内の天神社にある珍しい「狛犬型庚申塔」。 顔の表情が実に良い。
「狛犬型庚申塔」の説明板。(写真選択→拡大) 神田川の岸にある懐かしい「神田川」の歌碑。(写真選択→拡大)
青梅街道にある淀橋。図会の挿絵には水車が描かれている。 元は十二所権現社であった熊野神社の拝殿。
名勝地であった当時を偲ばせる「十二社(じゅうにそう)の碑」 「十二社の碑」説明板。(写真選択→拡大)
大田南畝が奉納した水鉢。 「大田南畝の水鉢」説明板。(写真選択→拡大)
成願寺へ向かう道沿いに残されている柳橋の欄干。両側は暗渠になっている。 中野長者の伝説に因む長者橋。
成願寺の山門は満開の梅に彩られていた。 寺を創建した中野長者鈴木九郎の墓。
蓮池藩鍋島家の墓所。 百体の観音像が並ぶ円通閣。
宝仙寺の仁王門。 そば粉を挽いていた石臼を供養するため立てられた「石臼塚」。
「石臼塚由来」説明板。(写真選択→拡大) 境内の三重塔は平成7年に再建されたもの。
元の三重塔があった中野第十中学校脇に立つ「宝仙寺三重塔記念碑」。 「宝仙寺三重塔跡」説明板。(写真選択→拡大)

バナースペース

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