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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

江戸名所図会を歩く

 今回は小石川から白山へと歩きます。歩いたのはアジサイが見頃となった6月上旬から中旬でした。

【取材】歩いた人(文・写真):広報部会・菊池真一


その45 [無量山伝通院から白山神社]

   挿絵:長谷川雪旦  ▲伝通院総門 大黒天 念仏堂

所要時間: 歩く時間と見学時間を入れて全行程3時間30分ほど。
東京メトロ後楽園駅-1分-礫川公園-12分-無量山伝通院-3分-*慈眼院・沢蔵司稲荷-4分-*福聚院-4分-*見樹院-2分-*法蔵院-2分-*真珠院-5分-中台山光円寺-7分-極楽水-2分-吉水山宗慶寺-6分-小石川植物園(御薬園)-15分-白山神社-3分-都営地下鉄白山駅
(*印は伝通院の塔頭だった寺)
礫川(れきせん)公園 にある春日局像 家康の生母於大の方に因む伝通(でんづう)院山門
墓地には於大の方の墓をはじめ、徳川家ゆかりの墓が数多く並ぶ 著名人の墓の中でも特に目を引く柴田錬三郎の墓
善光寺坂の途中にあるムクノキは道の真ん中に立っている 「善光寺坂のムクノキ」説明板(写真選択→拡大)
毎年ムクの日(6月9日)前後に行われる「ムクノキ祭り」では、ムクノキの歴史を紙芝居で見せている 「慈眼院・沢蔵司稲荷」説明板(写真選択→拡大)
ムクノキ祭りでは慈眼院本堂の扉が開き、本尊の阿弥陀如来と共に白狐が祀られているのが見られた 沢蔵司稲荷には狐が住んでいたと伝わる霊窟(おあな)が残されている
大黒天を祀る福聚(ふくじゅ)院本堂 普段は大黒天の写真が飾られ、正月の七福神巡りの時だけ開帳される
真珠院には於大の方の生家である水野家墓所がある 光円寺の墓地にある狂歌師鹿都部真顔(しかつべのまがお)の墓
元は宗慶寺の境内にあった「極楽水」 「極楽水」説明板(写真選択→拡大)
宗慶寺本堂脇にある家康の側室茶阿局(ちゃあのつぼね)墓碑 幕府の御薬園であった小石川植物園の入り口
薬草乾燥場の石畳が残されている 青木昆陽が園内で甘藷(サツマイモ)の栽培を試みたことに因む「甘藷試作跡の碑」
「園内に設けられた小石川養生所の井戸 白山神社には八幡太郎義家が戦勝祈願をしたと伝わる「旗桜」の老樹がある
6月に境内で行われる「文京あじさい祭」には多くの人が訪れる 「孫文先生座石の碑」の前にはアジサイの鉢が高く積み上げられていた

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