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見学会


再訪 江戸城周辺の探訪―その3(外濠)

 9月30日(日)、強烈な台風17号の関東接近が予報されるなか、人気の江戸城周辺探訪の見学会が行われました。天候の心配からか、心なしかいつもより参加者の出足が早かったようです。夕方からは大荒れが予想されたためカットされた場所もありましたが、おおむね予定通り3時間半ほど歩いて無事終了しました。JR「市ヶ谷」駅で解散。参加者は129人でした。

【記録】文・写真:広報部会・中村貞子


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JR「御茶ノ水」駅集合。まず聖橋で神田川掘削と聖橋についての説明を聞きます。 お茶の水坂にある元町公園では遅れて咲いたヒガンバナが盛り。高林寺の境内にあったという御茶ノ水井戸跡は見つけられませんでした。
神田上水懸樋跡の石碑。井の頭池から始まる上水の経路の説明を聞きます。 現在日本大学のあるあたりには幕末に武芸訓練機関として講武所が置かれました。
小石川橋から黒瓦で葺いた白壁を右に進み、小石川後楽園へ向かいます。 小石川後楽園の園内には入らず、ここで一休み。水戸徳川家上屋敷は何とも広大な敷地ですね。
神楽坂善国寺。神楽坂の毘沙門様として今も大勢の参拝客で賑わっています。毘沙門天は狛犬ではなく、寅が本堂左右に鎮座していました。 JR「飯田橋」駅西南にあった牛込門跡を見学。石垣の台や「阿波守」の文字が読める大きな石が残っていました。
牛込門から四谷門までの土手に沿って作られた外濠公園。見事な桜並木になっていて、満開の頃また訪れたいものです。 市ヶ谷門と牛込門の間にある新見附橋からの風景。
市ヶ谷八幡宮は亀岡八幡宮とも呼ばれます。男坂はかなりの急坂。帰りは女坂を回りました。階段左に見える赤い提灯は茶ノ木稲荷のものです。


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