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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

見学会


『江戸名所図会』の挿絵で歩く江戸の町 (1)

 5月11日(日)の午後、初夏のような日差しの中、江戸・天保年間に出版された『江戸名所図会』の江戸の風景を精密に描写した挿絵の場所を訪ね歩く見学会に参加しました。
 挿絵で江戸の町の状況を想像たくましく思い浮かべ、名残・痕跡は少ない中、現在の東京の風景と重ね合わせながら歩こうという企画とのことです。
 『江戸名所図会』を書いた斎藤家三代が住んでいた神田雉子町(神田司町2丁目)居宅跡近くの東京メトロ丸の内線「淡路町」都営地下鉄新宿線「小川町」駅に集合し、神田・日本橋周辺の挿絵14枚の場所を巡りました。晴天の日曜日、日本橋は挿絵の中と同じように大賑わいでした。挿絵(江戸)と現在の風景(東京)がこんなにも違うのかと驚きながら、挿絵で江戸訪問できる幸せを感じた3時間でした。

【記録】文・写真:広報部会・佐藤美代子

この見学会の詳しい記事は『えど友』80号(7/1発行)に掲載されます。


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斎藤月岑顕彰碑 「江戸名所図会」を書いた斎藤家3代の家があったあたり(神田司町2丁目)
鎌倉町 豊島屋酒店 白酒を商ふ図
鎌倉河岸ビルあたり(内神田2丁目) 日本橋(19代目)にて
「日本橋」
日本橋魚市場発端の碑
「駿河町 三井呉服店」
今の三越と三井本館の間から見えるのは・・・ 日本橋三井タワーののれん
三越地下入り口ののれん 十軒店跡 昔は屋台店が出るほどの大通りでした。今も幅約18mの大通りです。
「十軒店 雛市」
「今川橋」
今川の跡は今も道路として残っています。 椙森神社(杉森稲荷神社) 多くの富くじ興行が行われた。
「杉森稲荷神社」
「堀留」 「堀留」の火の見櫓が描かれているあたりに日本橋消防署堀留出張所があった。
「四日市」 ・・・4日に市の立った通りは今は野村證券本社前の通り
江戸橋 江戸橋を渡ると今はオフィス街、日本橋のたもと野村証券本社前で解散しました。


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