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見学会


「再訪 江戸四宿を歩く-南品川宿」《鈴ヶ森仕置場(刑場)跡~品川橋》

 かつて江戸四宿の一つだった品川宿を歩く見学会が、12月7日(日)に行われました。冬晴れの空の下、「大森海岸」駅を出発し、鈴ヶ森刑場跡から旧東海道に沿って北へ向かい、南品川宿とその周辺を巡りました。途中には多くの寺社や旧跡が点在し、見所が満載です。残念ながら品川宿の痕跡をとどめるものはほとんど残っていませんが、東海道の宿場であった土地から寄贈された「東海道の松」があちこちに植えられており、街道の雰囲気を醸し出しています。最後は北品川宿と南品川宿の境であった目黒川に架かる品川橋を渡り、「新馬場」駅で解散となりました。

【記録】文・写真:広報部会・菊池真一

この見学会の詳しい記事は『えど友』84号(3/1発行)に掲載されます。


鈴ヶ森仕置場(刑場)跡 八百屋お七などが処刑された火炙(ひあぶり)台が大経寺境内に残っている
天祖諏訪神社 処刑人と別れた場所といわれる浜川橋は別名「涙橋」と呼ばれた
ペリー来航の際に築かれた浜川砲台跡から発掘された礎石 土佐藩下屋敷と浜川砲台を守備のため行き来していた坂本龍馬の像
大福生寺の「聖天堂」 来福寺境内の梶原景季(かげすえ)ゆかりの「梶原の松」
同境内の「庚申塔」 土佐藩主、山内豊信(容堂)の墓
仙台藩下屋敷跡の石碑 海雲寺の「千躰荒神堂」
同境内の「平蔵地蔵」 旧東海道を歩く
品川寺(ほんせんじ)境内にある江戸六地蔵の一つ「銅像造地蔵菩薩座像」 同境内にある樹齢600年の大イチョウが黄金色に染まっている
品川宿の「問屋場」と「貫目改所」のあった辺り 浜松より寄贈された「東海道の松」
南品川宿の脇本陣跡 海徳寺境内にある王貞治選手ゆかりの「ホームラン地蔵」

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