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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

見学会


広重『名所江戸百景』周辺探訪-その16(南千住・向島北周辺)-

 東京の桜のつぼみもほころんできた3月26日、南千住駅から隅田川上流周辺の『名所江戸百景』が描かれた場所および付近の名所を歩きました。あいにく冬に逆戻りしたような冷たい雨が降り続く天候のため、四ツ木駅までの予定を繰り上げて鐘ヶ淵駅で解散となりました(最後の2枚の絵の場所は訪れていません)。(所要 約2.5時間)

【取材】文・写真:広報部会・菊池真一

この見学会の詳しい記事は『えど友』97号(5/1発行)に掲載されます。


かつての小塚原刑場の地にある延命寺。境内には刑死者の菩提を弔うための首切り地蔵がある。 小塚原刑場に向かう処刑者との別れの場、泪橋のあった辺り。
平賀源内が葬られた総泉寺跡にある築地塀。 中には平賀源内の墓が残されている。
三条実美の別邸・対鷗荘の跡。 石濱神社の鳥居は安永8年(1779)と寛延2年(1749)のもの。
石濱神社本殿。 本殿右手にある真崎稲荷。以前は神社の南側にあった。
汐入公園内に建つ木造の汐入タワー。
「真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図」絵 タワーから見た隅田川方面。対岸には旧綾瀬川との合流地点があり、その右手は鐘が淵と呼ばれていた。
「綾瀬川鐘か淵」絵 水神大橋を渡って隅田川の対岸へ。
「木母寺内川御前栽畑」絵 「木母寺内川御前栽畑」絵を描いたと思われる場所。
木母寺境内には謡曲「隅田川」で知られる梅若伝説にちなんだ梅若塚がある。 塚の隣にある梅若堂はガラスに覆われている。
隅田川神社は「水神社」と呼ばれ、水神の森とも称された。 社殿の前に安置されている石造りの亀。ちょうどボケの花に彩られていた。
梅若公園内に立つ榎本武揚像。
「隅田川水神の森真崎」絵 繰り上げ解散となった鐘ヶ淵駅前。
「堀切の花菖蒲」絵 「四ツ木通用水引ふね」絵

バナースペース

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