本文へスキップ

学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

見学会


広重『名所江戸百景』周辺探訪-その18(高輪・品川周辺)-

 3月25日、都内の桜が満開となった晴天の日曜日、絶好の見学会日和でした。都営浅草線泉岳寺駅から京急新馬場まで歩きました。第一京浜国道歩道上の大きな石垣、高輪大木戸跡からスタートです。「高輪うしまち」は、牛を使って労役に携わった人たちの町、「忠臣蔵」のクライマックス泉岳寺は多くの人が訪れ、観光地そのものです。古い石鳥居がある高輪神社からさらに北上。国道の歩道脇に残されている石垣はここから先が海だった証しです。 「月の岬」、「品川御殿やま」は絵とは全く違う風景に変貌しています。旧東海道に入り、土蔵相模や洲崎弁天が描きこまれている絵「品川すさき」は、今も船宿が多く船溜まりになっています。菜の花と桜に見とれつつ旧街道の史跡を見ながら天王祭で有名な荏原神社を参拝して、15時30分頃解散となりました

【取材】文・写真:広報部会・大橋弘依

この見学会の詳しい記事は『えど友』103号(5/1発行)に掲載されます。


大きな石垣がある高輪大木戸跡
牛供養塔がある願生寺 「高輪うしまち」絵
観光客で賑わう泉岳寺 泉岳寺山門脇の大石内蔵助像
泉岳寺山門の天井に描かれた龍 高輪神社 寛文7年築造の石鳥居
高輪神社の新しい拝殿と古い狛犬 高輪の由来を聞く
「月の岬」は八ッ山で描かれたのか 「月の岬」絵
風格ある新八ッ山橋の親柱 ここから品川宿
「品川御殿やま」絵 土蔵相模は石碑だけ
「品川すさき」跡には船宿
桜と菜の花に見とれて 「品川すさき」絵
御殿山下台場は現在小学校
「南品川鮫洲海岸」絵 洲崎天神は利田神社に
聖蹟公園に路上に絵図が 由緒ある荏原神社
日本一美しい狛犬 荏原神社から目黒川を望む

バナースペース

江戸東京博物館友の会

〒130-0015
東京都墨田区横網1-4-1

TEL 03-3626-9910