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見学会


広重『名所江戸百景』周辺探訪―その19(南千住~日暮里周辺)―

 今回の見学会は、歌川広重の『名所江戸百景』で描かれた地域のうち、三ノ輪から南千住までと、日暮里から西日暮里までを歩きます。前半は日光街道沿いを歩いて千住大橋を渡り、後半は日暮里周辺の高台を巡るコースです。当日は秋晴れに恵まれ、快適な散策を楽しむことができました。(所要 約3.5時間)

【取材】文・写真:広報部会・菊池真一

この見学会の詳しい記事は『えど友』107号(1/1発行)に掲載されます。


「箕輪金杉三河しま」絵 広重が絵にある御鷹場の鶴を描いたと思われる辺り
旧上野寛永寺の黒門が円通寺境内に移築されている 円通寺墓地にある「死節の墓」は戊辰戦争における幕府軍戦死者の招魂碑
素盞雄(すさのお)神社境内の大銀杏 放たれた光の中に素盞雄命と飛鳥明神が降臨したと伝えられる「瑞光石」
「千住の大はし」絵 日光街道の途中にある現在の千住大橋
善性寺門前には音無川に架けられていた将軍橋の一部が残っている 善性寺墓地には徳川家宣の弟、松平清武の墓所がある
天王寺境内の「銅造釈迦如来坐像」 月見寺といわれる本行寺境内の「道灌丘碑」
経王寺の山門 山門の扉には上野戦争の銃弾痕が残る
延命院境内の椎の木は樹齢600年余といわれる 延命院七面堂には甲州身延山より勧請された七面明神が祀られている
今では富士山が見えなくなった富士見坂 「日暮里諏訪の台」絵
諏訪の台の高台にある諏方神社 広重が境内から北方の眺望を描いたと思われる辺り
道灌山の案内板がある西日暮里公園 西日暮里公園側から道灌山の辺りを望む
「日暮里寺院の林泉」絵 広重が景色を描いたと思われる青雲寺

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