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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

見学会


日本橋七福神めぐり

 松の内の1月6日(月)に日本橋七福神めぐりの見学会が行われました。日本一短時間で巡拝でき、全てが神社という珍しい七福神です。東京メトロ半蔵門線水天宮前駅からスタートし、水天宮(弁財天)→松島神社(大国神)→茶ノ木神社(布袋尊)→小網神社(福禄寿)→末廣神社(毘沙門天)→笠間稲荷神社(寿老神)→椙森(すぎのもり)神社(恵比寿神)と回りました。この日が仕事始めとなった会社も多く、参詣する人は比較的少なめでした。また付近にはかつて芝居町として賑わった人形町界隈の面影も残っており、楽しい街歩きとなりました。(所要 約3時間)

【取材】文・写真:広報部会・菊池真一

この見学会の詳しい記事は『えど友』114号(3/1発行)に掲載されます。


平成28年に社殿が建て替えられた水天宮。手前に宝生弁財天が祀られている。 運慶作と伝えられる弁財天像。
大国主神などご祭神が14柱もある松島神社。 社殿に祀られている大国神像。
佐倉藩堀田家中屋敷に祀られていた茶ノ木神社。 小網神社には多くの参詣者が並んでいた。
社殿に彫られた昇り龍、降り龍。 境内にある福禄寿像。
あやつり人形のバネに使われた鯨ヒゲに因む「鯨と海と人形町」のオブジェ。 元吉原の氏神様であった末廣神社。鳥居前では飛騨高山の獅子舞がお出迎え。
社殿に祀られている毘沙門天像。 浜町緑道にある歌舞伎十八番の一つ「勧進帳」の弁慶像。
笠間藩主牧野家により笠間から御分霊された笠間稲荷神社 花街として知られた芳町の芸者置屋の名を継いだ料亭「濱田家」。
歌舞伎の演目「与話情浮名横櫛(よはなさけうきなのよこぐし)」の舞台として知られる「玄冶店(げんやだな)跡」の碑。 藤原秀郷が平将門討伐の戦勝祈願をしたと伝わる椙森(すぎのもり)神社
社殿内の前方に祀られている恵比寿神像。 当社で行われた富興行をしのんで建てられた富塚碑。
日本橋魚河岸跡に建てられた「日本橋魚市場発祥の地」記念碑と乙姫像。 現日本橋架橋時に中央に設置された「東京市道路元標」と移設後に埋め込まれた「日本国道路元標」のレプリカ。

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