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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  

見学会


「元祖山手七福神」を歩く

 元祖山手七福神は江戸最初の七福神といわれており、目黒不動の参詣道沿いにある6寺に祀られています。見学会のあった1月6日(木)は東京で4年ぶりの大雪となり、どこの寺にも参詣者の姿はありませんでした。正月の賑わいのない七福神巡りとなりましたが、めったに見られない雪景色を楽しむことができました。

【取材】文・写真:広報部会・菊池真一

この見学会の詳しい記事は『えど友』125号(3/1発行)に掲載されます。


清正公(せいしょうこう)の通称で知られる覚林寺の山門。 雪の降りしきる清正公堂。
毘沙門堂の扉は閉じられていて、中をのぞいても毘沙門天の姿は分からない。 瑞聖寺の大雄宝殿(だいおうほうでん)は入母屋造りの堂々たる姿。
堂内に祀られている布袋尊。 木魚の原型である魚板が吊り下げられている。
妙円寺の妙見堂には寿老人と福禄寿が祀られている。 行人坂は転げ落ちそうな急坂。雪の中で歩くのはきつい。
行人坂大火の火元となった大円寺の本堂。 扉の隙間からのぞくと、本尊の大黒天がぼんやりと見える。
五百羅漢にも雪が降り積もる。 坂下のホテル雅叙園東京にあるお七井戸。
広重の『名所江戸百景』に描かれた目黒太鼓橋。 蟠龍寺の岩屋弁天が祀られている洞窟。
石造の岩屋弁天。 洞窟の隣にある弁天堂。
こちらには木造の弁財天が祀られている。 瀧泉寺(目黒不動尊)の本堂前。初詣はいつも大行列だが、参拝者の姿はない。
境内の外れにある三福堂。恵比寿神・大黒天・弁財天が祀られている。 山手七福神の恵比寿神のみお堂の前に置かれている。
仁王門の近くには、平井権八と遊女小紫にちなむ比翼塚がある。 雪化粧した仁王門は、まるで風景版画のような美しさ。


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