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学ぼう <江戸東京の文化> そして、未来へ

  


古文書講座

日 程(募集)

平成29年度講座の概要

◆入門編(担当:田中潤講師)
   学習院大学非常勤講師/現在力を入れている研究テーマ:日本文化史。有識故実(服飾・染織など)、
   江戸幕府御用絵師研究など
〇受講対象者・レベル:
 この講座では、初めて崩し字(古文書)にふれる方、すでに読める方であっても、基礎から確認をなさりたい方なども歓迎し、全くの初心者の方に合わせた進度で講座を進行します。その際、古文書を読んでいく上での3つのポイント、「①文字から読む②文脈から読む③周辺の知識から読む」に焦点を当てながら、古文書に書かれた字の『くずし字辞典』での調べ方、基本的な文字の読み方など、古文書を読んでいくために最低限必要となる基礎的な知識について、テキストに添いながら紹介していきます。そして、博物館・美術館に展示された古文書などに、より親しみをもって見ていただけるように、書かれた文字だけにとどまらない古文書の背景の広がりについても紹介していきます。
〇講座の進め方:
 崩し字が読めても、内容が正しく理解できるように読めないと、古文書が読めるようになったとはいえません。この講座ではまず活字に直したテキストで、古文書の読みを確認し、その上でテキストとなる崩し字の解説を行います。テキストは基本的に事前に1期分(計3回分)を一括して配布し、受講者の方々が受講以前に目を通していただいた上でゆっくりと進めていきたいと思います。
〇使用する史料:
 江戸時代の人々が初等教育用の教科書として使った、往来物と呼ばれる往復書簡の形式をとったものを中心に、適宜関連する史料や仮名で書かれた和歌なども取り上げます。
◆初級編(担当:安藤奈々講師)
   (学習院大学大学院史学専攻/現在力を入れている研究テーマ:近世対外関係、琉球。特に身分制度
    などの社会構造)
〇受講対象者・レベル:
 本講座では、基本的な崩し字が読める方を対象にしていますが、入門と中級の架け橋となるよう、心掛けていきます。
〇講座の進め方:
 初回に1期分のテキスト(3回分)を配布し、各回で扱う史料の内容・背景知識を解説します。その後史料読解に入っていきます。よく出てくる文字の崩れ方、似ている文字や、また難読文字の解説などを重点的に行います。レジュメは読み下し、現代語訳、釈文もつけて復習できるように心掛けて作っています。2回目以降は予習をした上で受講をしていただきたいと思います。また、崩し字だけでなく、江戸についての知識や近世文書の読み癖もつけられるように、活字史料も紹介し、幅広く江戸時代に関する知識を深められるように進めていきます。
〇使用する史料:
 基本的には『旧幕引継書』などに含まれる江戸に関する史料をテキストとしますが、その他幅広く題材としていきたいと考えています。
◆中級編(担当:吉成香澄講師)
   (豊島区教育委員会文化財保護専門員/現在力を入れている研究テーマ:将軍姫君の婚姻と幕藩関係、
    江戸幕府の財政など)
○受講対象者・レベル:
 本講座では、ある程度崩し字が読める方を対象にしています。
○講座の進め方:
 初回に1期分のテキストを配布し、各回で解説のレジュメを配布します。各回ではテキストを読み進めながら適宜崩し字などを解説します。解説は、江戸時代の古文書を読むに当たり押さえておきたい字などを対象とし、基礎的なものについては必要最低限にとどめます。また、古文書の用語や人物を調べる際の参考資料なども紹介します。史料内容の解説をより専門的に行い、より深く理解することを目指します。テキストは、江戸幕府関係のものを中心に扱います。
○使用史料:
 『丹鶴城旧蔵幕府史料』(ゆまに書房)、『内閣文庫所藏史籍叢刊』(汲古書院)などの幕府史料。または藩で作成された史料。
○史料の内容:
 幕府・藩の諸役所で作成された記録類。

平成29年度第3期の日程


 入門編  1月10日(水)  2月7日(水)  3月7日(水)
 初級編  1月17日(水)  2月21日(水)  3月14日(水)
 中級編  1月20日(土)  2月24日(土)  3月24日(土)
● 開催時間:各講座とも、午前か午後を明記してください。
       午前の講座は、 10時30分~12時30分
       午後の講座は、 14時~16時
● 申込締切:
11月30日(木)
● 会 場 :各講座とも飯田橋・新陽ビル4階「リロの会議室 会議室A」
● 定 員 :各講座とも 80人(会員のみ)
● 参加費 :各講座とも全3回 2,400円(初回1回払い)

バナースペース

江戸東京博物館友の会

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