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見学会


再訪 広重『名所江戸百景』周辺探訪-その2(本所深川・大川端周辺)-

 10月31日(日)、両国駅西口に集合後、両国から深川方面を歩きました。今回取り上げる『名所江戸百景』の絵は全て隅田川沿いを描いています。そのため、コースも両国橋・新大橋・清洲橋・萬年橋といった橋を巡るものとなっています。あいにく雨が降り通しでしたが、史跡の散策を楽しんで清澄庭園で解散となりました。

【取材】文・写真:広報部会・菊池真一

この見学会の詳しい記事は『えど友』124号(1/1発行)に掲載されます。


回向院山門。出開帳や勧進相撲の興行で賑わい、後に旧両国国技館も建てられた。 境内にある鼠小僧次郎吉の墓。
隣の両国シティコアには土俵をイメージした金属製の輪が設置されている。 回向院正門跡の正面に江戸時代の両国橋が架かっていた。
「両ごく回向院元柳橋」絵。回向院の太鼓櫓と対岸の元柳橋・薬研堀が描かれている。 両国橋から見た元柳橋・薬研堀辺り。
「浅草川大川端宮戸川」絵。手前には大山詣り講団の船が描かれている。 大山詣りの水垢離をした「石尊垢離場跡」。
杉山和一総検校が江の島弁天を勧請した江島杉山神社。 江の島弁天岩窟を模した洞窟。
軍艦安宅丸(あたけまる)の来歴を記した「安宅丸由来碑」。 新大橋の手前。
「大はしあたけの夕立」絵。対岸には幕府の「御船蔵」が描かれている。 当時の新大橋が架かっていた辺りを水上バスが通る。
萬年橋を渡る。 「深川萬年橋」絵。手桶に吊された亀の表情が良い。
萬年橋から見た小名木川と隅田川の合流地点。「深川萬年橋」絵に描かれた辺り。 芭蕉愛好の石蛙を祀った芭蕉稲荷神社。
「みつまたわかれの淵」絵。中州の辺りを荷船が行き交う。 芭蕉庵史跡展望庭園からの清洲橋方面の眺め。「みつまたわかれの淵」絵に描かれた辺り。
安宅丸の守護神を祀った安宅丸稲荷神社。個人のお宅の庭にある。 八名川公園内にある「六間堀跡」説明板。すぐそばに六間堀があった。
深川の地を開拓した深川八郎右衛門が伊勢神宮を勧請した深川神明宮。 下総関宿藩主、久世大和守の下屋敷があった清澄庭園の前。


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